
内容証明郵便を送付する場合にかかる料金をまとめました。(郵便局の料金表はこちら)
2019年10月1日の消費税が10%が引き上げられたあとの料金で最新を記載しています。
速達をつけないで送付する場合、下記の料金で考えておいて問題ないでしょう。
目次
内容証明の料金
郵便局から送る場合:1,279円 ~
e内容証明から送る場合:1,540円~
※1枚の内容証明文書で配達証明つける場合。速達はつけない場合。
■料金の内訳(文書1枚の場合の価格)
郵便局 | e内容証明 | |
郵便料金 | 84円 | 84円 |
電子郵便料金 | なし | 15円 |
内容証明料金 | 440円 | 382円 |
謄本送付料金 | なし | 304円 |
一般書留料金 | 435円 | 435円 |
配達証明(任意) | 320円 | 320円 |
速達 (任意) | 290円 | 290円 |
合計 (速達をつけない場合) | 1,279円 | 1,540円 |
しかし、内容証明の送付には郵便局の窓口で送るのか、オンラインで送るか、どの配達オプションをつけるかなど料金が変化しますのでより詳しくみて行きましょう。
郵便局とe内容証明どっちが安い?
上記で見たとおり文章が一枚の場合は、郵便局から出すほうがリーズナブルです。
しかし、枚数が増えて二枚以上になった場合はe内容証明のほうが価格が安くなります。
その理由としては、e内容証明では文字数の制限が大幅に緩和されており、通常の3枚分が1枚に収まるためです。(郵便局で出す場合の上限文字数は520文字。オンラインは1,584文字まで可能)
郵便局で出す場合の枚数ごとに価格を見てみましょう。
郵便局 | e内容証明 | |
1枚 | 1,279円 | 1,540円 |
2枚 | 1,539円 | 1,540円 |
3枚 | 1,799円 | 1,540円 |
4枚 | 2,059円 | 1,905円 |
5枚 | 2,319円 | 1,905円 |
※郵便局の場合は1枚(520文字)につき260円(内容証明料金)が追加で発生。
※e内容証明の場合は1枚(1,584文字)につき365円(内容証明料金360円+電子郵便料金5円)が追加。
このように内容証明の文章が2枚以上になる場合はe内容証明のほうが経済的だといえるでしょう。
どの配達のオプションをつけるべきか?
内容証明を出す際には任意の配達オプションがあります。
- 配達証明(320円)
- 速達(290円)
配達証明(320円)
配達証明は任意ですが必ずつけるようにしましょう。配達証明は、配達した事実を証明するサービスであり"いつ、相手が受け取ったか"を郵便局が証明してくれます。これを内容証明郵便の"どのような内容を送付したか"というものと合わせることで大きな効果を発揮するためです。
内容証明をのちに証拠として使用するためには、"いつ、相手が受け取ったか"ということがとても重要になるため必ずつけるようにしてください。
郵便局によっては自ら言わないとつけてくれないところもあるので気をつけてください。
万が一つけ忘れたあとは、一年以内であれば後からつけることができます。その場合は440円の費用がかかります。
速達(290円)
速達に関しては、つけてもつけなくても問題ありません。つけなくても数日で配達はされるため急いで相手に送付したい場合でなければつける必要はないでしょう。
このほかのオプションとしては、下記のようなものがありますがe内容証明では選択できません。
- 配達日指定
- 本人限定受取
- 引受時刻証明
- 代金引換
同じ文章を複数人に送る場合
同じ文章を複数人に送付する場合は割引を受けることができます。郵便局の窓口の場合、2通目以降は220円(内容証明料)と安くなります。仮に窓口で同じ内容証明を追加で30名に送付するとした場合220円×30人=6,600円の値引きとなります。
オンラインの場合は謄本返送料金(自宅に内容証明の控えが届くための料金)が1通304円かかりますが、まとめて100通までは一括で送付させることができ
100通までは503円で送付可能なため大変お得です。かりに、e内容証明で同じ内容を追加で30人に同じ内容証明を送付したとしたら304円×30人=9,120円かかるはずのものが、たったの503円になり8,617円の節約になります。送付するのが面倒な時は?
内容証明を自分で送付するのは郵便局にいったり、e内容証明を登録したりととても手間がかかります。
郵便局に行く場合は、同一文面を3通プリントした上で、送付用の封書も準備する必要があります。はじめて、内容証明の手続を郵便局でするのは、なかなか大変です。郵便局での手続きは、郵便局が開いている時間帯でないとできません。
また、お急ぎのときに、夜間にe内容証明を出そうとして、郵便局のサイトを利用しようとしても、Webのつながりが悪かったり、文書ファイルの不具合とか生じてエラーが出て困ったり、決済のためのクレジットカードの入力設定など手間どったりして、時間ばかりかかる場合もあります。
そのような時には、送付の代行サービス(e内容証明の送付に限ります)を依頼することができます。
内容証明オンラインでは、豊富なテンプレートから簡単に内容証明の作成もでき、スマホからも操作可能です。内容証明オンラインでは、送付代行、作成代行などいろいろなプランがありますので参考にしてください。
ご用命は、内容証明オンラインhttps://lp.naiyoo.jp ☎050-6871-3893まで。