内容証明郵便についてのTips 2

内容証明郵便を出そうとしている場合、知っていた方が良いことがいくつかありますよね。今回は相手の職場（あるいはご実家）への送付についてのお話です。

基本は、相手の現住所に送るべし。

相手の住んでいる現住所がわかっているなら、そこに送ることが望ましいです。職場（やご実家）に送ると、個人あてに届くことはまずはない「内容証明郵便」が届いたということで、職場（やご実家）であらぬ噂や詮索されて、相手から「名誉棄損」であるといったことを逆に主張されてくる場合があります。内容証明郵便もその内容は開封しないと分かりませんが、封筒の表示から誰から送られてきたかは見ればわかりますので。

いかなる場合でも親展でおくるべし。

親展郵便にしていないと、職場（やご実家）に届いた場合は、別の担当者（やご実家のどなたかが）が開封してしまうおそれもあります。本人の秘密が含まれる内容証明を職場（やご実家）に送るときは特に注意しましょう。

まずもって相手の住所を確認することが肝要。

相手に聞くことができるならば、「郵便物を送りたいので住所を教えてください」と依頼して、それを拒否してきたら、「では、職場（ご実家）に送りますので、宜しくお願いします」と前もって通知すると、相手が現住所を教えなかったことで、その後の不利益が相手に生じたとしても、その責任は相手にあるということになるでしょう。

現住所がわからないと郵便物は出せません。

ときどき、「送り先の住所がわからないのですが、内容証明郵便は出せますか？」と問い合わせがあります。しかし、あらゆる郵便物は、住所が不明であると、郵便局員は配達のしようがありません。「内容証明郵便」といえども、郵便物の一種で、郵便局員が配達してくれるものです。従って、内容証明オンラインでは、相手の現住所をお調べになってから、作成代行や送付代行のお申し込みをしてくださいとお伝えしております。相手方の住所が不明なときに、それを調べる方法は、いくつかありますが、今は、役所も、会社も個人情報の扱いを盾になかなか（ほとんど）情報を出してくれません。そのような場合は、興信所や探偵事務所に依頼すると現住所が判明するといった場合もあるようです。

内容証明オンラインでは、内容証明郵便について各種代行サービスを提供しております。何かお困りの場合は、内容証明オンライン https://lp.naiyoo.jp/　☎050-6871-3893にご相談ください。