パワハラをやめるように伝える内容証明

ポイント

「パワーハラスメント」は、職場で業務命令権の行使にともなって発生する「職場いじめ」です。これが個人の名誉、行動の自由、平穏な生活を侵害すれば、民法上の不法行為に該当します（民法第709条）。また、これが業務遂行に関連してなされた場合は、会社の使用者責任も生じます（民法第715条）。書面では、業務上、仕事との関連が認められないパワーの行使である事実を指摘します。パワハラ行為の停止と就業環境の改善が最優先されるので、弁護士や労政事務所などの専門機関を取り込むことも重要です。