内容証明を書く際にまず確認すべき!正しく書くための5つの手順

これまで内容証明を書いたことのない人がほとんどであろうと思います。このような法的な書簡をどのように書くべきか、ふつうわかりませんね。今回は、その書き方について、5つのステップで説明します。

〠 5つのステップとは?

今回ご紹介するのは、次の 5つのステップ(手順)です。

  1. 現状の整理
  2. 相手に何を要求するかを整理する
  3. 住所・氏名を把握しているか確認
  4. 適切なひな形を選ぶ
  5. 実際に郵送する

さっそく、一つずつみていきましょう!

ステップ1. 現状の整理

まずは、現状の整理をすることが大切です。 内容証明では、できるだけ簡潔で客観的に発生した事実を序盤で伝えることになります。なので、まずは5W1Hに沿って、トラブルになっている問題を時系列で整理する必要があります。例えば、婚約破棄をされた場合を想定して見てみましょう。

*現状整理の例*

現状の問題: 一方的な婚約破棄による金銭的な損失と精神的ダメージが発生しているとします。

時系列で示すと次の通りです:

  • 平成29年11月11日:プロポーズされ婚約指輪をもらい婚約が成立
  • 平成30年03月10日:式場を予約し50万円を頭金として振り込む
  • 平成30年04月20日:婚約者とA子さんが浮気を始める
  • 平成30年05月10日:婚約者から、A子さんと付き合いたいから、私とは別れたいと一方的に婚約破棄される
  • 平成30年06月30日:私は婚約破棄のショックから会社を一ヶ月休む

このように問題となっている事案を、時系列に沿って、事実を中心にまとめます。この際に可能な限り主観を含めずに事実関係をもとにまとめましょう。

ステップ2. 相手に何を要求するか

次に、相手に何を要求あるいは請求したいか整理します。 婚約破棄の場合であれば、要求したいこととして、

  • 元婚約者に対して不倫相手のA子さんと分かれることを要求する
  • 式場のお金などかかった費用の返済を求める
  • 精神的な被害を被ったとして慰謝料を請求する

などが考えられます。 このような中で相手に自分は何をもとめたいのか、今一度整理してみましょう。

この時大切なのは、法的に認められる要求内容か、また現実的な範囲の要求内容かです。

例えば、慰謝料として1,000万円要求するというのは多くの場合現実的ではありません。多くの場合50万から200万円程度に収まることが多いからです。 内容証明は裁判などの法的な手段に移る前の最後通告な形で使われることが多く、あまりに現実的でない要求をしても裁判に移るだけなので、現実的な落とし所を自分で用意しておくのが良いでしょう。

ステップ3. 住所・氏名を把握しているか確認

当たり前ですが、相手の住所と氏名がわからないと内容証明を送ることができません。また、内容証明の中にも相手の住所と名前を書く必要があるため、必ず把握しておきましょう。 住所がわからない場合は、弁護士に依頼すればわかる場合もありますし、探偵事務所に調べてもらうこともできます。

ステップ4. 適切なひな形を探す

多くの人がこのような法的な書類を書くことは初めてで慣れている人はごく僅かでしょう。そのような時に一から自分で考えて内容証明を書くのは大変難しいです。そこで、内容証明のひな形を探して、大きな枠はひな形にそって書いて細かいところだけ自分のケースに当てはめて書くのがおすすめです。

ひな形の探し方としては、 グーグルなどの検索エンジンで、「婚約破棄 内容証明 ひな形」などで検索するか、 アマゾンで「内容証明」を検索し文例の載った本を購入する などがあります。

書籍を購入することなく、内容証明の文案を作成したいあなた様は、

内容証明オンラインを使うこともできます。

こちらでは、250以上の基本のテンプレートが無料で用意されており、カテゴリを選択し項目を埋めるだけで内容証明のフォーマットに準拠したものを作成できます。 書く際には、1枚の記載できる文字数などがきまっているのでこちらを参考にしてくだださい。

しかし、それでも見つからない場合はお金はかかりますが、行政書士や弁護士に依頼するというのも一つの手段です。

プロの法律家に内容証明の文案作成を頼むと、次のようなメリットがあります。

①事案のもとになる契約書などの関係文書のチェックもしてくれます
②関連する法律の条文も正しく適用して本文中に記載してくれます
③受取人があなた様の請求をすぐに履行する、受取人が異論を唱えなく了解するように法的に必要十分な文書を作成
してくれます

必要な場合は、内容証明オンラインにご用命ください。迅速丁寧でリーゾナブルな費用で作成代行させて頂きます。

ステップ5. 実際に郵送する

実際に書き終えたあとは、郵送するのみです。この時に郵便局で送る方法と、インターネットからおくれるe内容証明の2つがあります。

e内容証明は24時間使えて郵便局に行かなくてもいいというメリットがありますが最初に登録が必要です。心配な方は窓口で行うのでも良いかもしれません。 金額は、郵便局で行う場合に内容証明1枚で1252円かかります。枚数が増えるごとに260円加算されます。

〠 簡単に内容証明を送りたい場合は

いかがでしたか?内容証明を書く際に重要なことは、いきなり書き始めるのではなく、事実関係の整理や要求項目など前段階の準備がとても重要になります。

もし、どのように書いたら良いかいいかわからない場合や、文字数などのルール、送付の仕方がわからない場合は内容証明オンラインのご利用をおすすめします。自分の書きたい内容証明がきっと見つかります。例文を見ながら書いて、最後はワードファイルでダウンロードできます。

内容証明オンラインでは、送付の代行も依頼できますので自分で行う必要もございません。その他いろいろなプランがありますので参考にしてください。

ご用命は、内容証明オンラインhttps://lp.naiyoo.jp ☎050-6871-3893まで。

おすすめの記事